ぼくも、わたしも発明家!(にじ組・年長児)
少しずつ暖かい日が増え、春がすぐそこまで来ていることを感じられる今日この頃です(*^^*)
小学校就学に向けお昼寝をしていないにじ組(年長児)さん。今日はみんながお昼寝している間に『発明家』になっちゃいますよ~!!
さて、これは何をしているのでしょう!
正解は、カメラの分解!
『こんなのが入っとったよ!』
『映すところが取れた!』
『ここ押したら写真が撮れるんよね』
『もっと小さくなるかもよ!』
自分の知っているもの。その中がどうなっているのか・仕組みはどうなっているのか・・・?
理解するのは難しくても、『知りたい!見てみたい!』とワクワクする気持ちはMAX!MAX!!最高潮!!!
びっくりするような集中力を発揮し、無我夢中でドライバーでねじを外したり、はさみやペンチなどを使って分解していきます。
…と、いうわけで、今日は、様々な家電を分解し、新しい家電を発明しますよ~♬
自分専用の箱に部品を入れていきます。
先生に手伝ってもらいながら分解分解!
ドライバーも上手に使いこなしています!
※ちなみにこれは『アロマ加湿器』子どもたちに、「これ何か知ってる?」と質問すると「煙が出るやつ!」「うちにもある!」と口々に話していました。
ひとつひとつの家電について、話し合うのも大切な時間。
煙が出る→どこから?→穴から→煙はどこにたまっているの?→どこを押せば煙が出るの?
等など・・・その役割や仕組みについてよ~く考えることで、より興味関心が増していき、想像力が育ちます(^^)/
夢中
夢中!
これは、ヒーター。このころには、友達と協力し合って分解することも楽しんでいます。
力ずくではがしたり、引っ張ったり、ドライバーなどの道具を使って分解したり・・・
頭をフル回転させています!
これは、電気ポット。
ポットのふたを外しています。
自分だけの家電を発明しよう♬
色んな家電を分解して、たっぷり部品を集めたら・・・
いよいよ自分だけの家電を発明します!
『ここにこれをつけたい!』
『これも使いたい!』
『ん?まだ分解できるかも…』(さらにドライバーで分解に挑戦)
料理を作るための家電を作っています。
これは、泥棒を捕まえるための道具!『防犯カメラ』だそうです(笑)
グルーガンや、ガムテープなどを駆使して、どんどん作っていきますよ~
『このボタンを押すと、カメラが開く』カメラも男女それぞれ別々につけていました!
『このボタンを押すと、これが動いて泥棒がびっくりする』
・・・4つのボタンをつけ、それぞれのボタンの役目を決め、それに合った部品をつけています。
うん!満足そうです!
料理を作るための家電を作っています。迷いなく次々と部品をつけては確認!部品を入れるためのプラスチックかごまで、くっつけていました(笑)
分解したモーターや、カメラのレンズ、電気ポットの内側の銀色のやつ~・・・ありったけの部品を使っていますね。
いちばん最後まで作り続けていたD君。途中で暑くなり半そでになるほどの熱中ぶりでした。
そして発明した家電たち♬
★できたよ!世界に一つの家電★
~Y君の家電~『防犯マシ~ン』
これは、泥棒を捕まえるための物。
・ボタンが4つついていて、押すといろいろなことができます。
『びりびり電気が出る』(でも、優しい人にはびりびりしない』
『機械が飛び出て驚かす』
『音が出る』
『ボンドが出てくる』
『防犯カメラが泥棒を映す』(男用と女用に分かれている)
ボタンとか、びりびりとか、押すと飛び出るとか・・・嬉しそうに説明しながら作っていました。
~D君の家電~『いろいろできるやつ~』
こちら超大作!
あれこれおしゃべりしながら、次々とアイデアを形にしていました。何ができたかというと・・・
『カメラで写真が撮れる』
『ゲームもできる』
『防犯カメラもついていて、変な人が来たらカメラが勝手に写真を撮って、警察に連絡が行って、おまわりさんが来る』
『人を感知したら動く』
『果物が落ちていたら拾う』
機能満載(笑)何でもできる名もなき発明品です!!すごいでしょ!
~J君の家電『料理が上手にできる機械』~
J君は、料理を作る機械つくりに夢中でした(笑)
グルーガンで部品をくっつける友達を横目に、ガムテープを駆使して黙々と発明に勤しんでいました。
「ここは~お肉とかを熱くするところで~、ここは、ちょっと冷たくするところで~ここは、冷たくするところ!」
J君は、他の部品を食材にして、せっせと料理を作りながら必要な機能をつけ足していくというスタイル。
たくさんご飯を作ってごちそうしてくれました(^^)/
こだわりはしっかり、そこにはJ君の思いがいっぱい詰まっています。
みんなにも見てもらいたくなるよね~
出来上がった家電で十分遊んだ後は、靴箱の上に・・・(ここ、いつの間にか子どもたちの作ったものを飾るコーナーになりました)
降園時、おうちの人に自分の作った発明品について、一生懸命話す子どもたちの姿がありました。
その様子を見て、とても暖かい気持ちになる私たちなのでした(*^^*)
※PS 翌日お迎えに来たお父さんやおじいちゃん、業者の方々が、目をキラキラさせて見てくださっていました(笑)