まさき園
2025.10.20 学び

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《稲刈り・脱穀》~だいだい・むらさき組~

まさき園には、敷地の一角に田んぼがあります。6月に田植えをし、すくすくと苗が伸びていく様子や穂がつく様子に気づき見守り続け、無事に9月19日に稲刈りをしました。米が育つまでの過程や稲刈りのことを絵本で見聞きした後、いよいよ田んぼへ。田んぼでは鎌の使い方や刈り方を実際に教えてもらい、大人と一緒に刈っていきました。今年は沢山の稲があり、体力と気力はもつかなと心配していましたが、みんな張り切って何度も刈ってくれ、刈った稲を運ぶことも積極的にしてくれたおかげで、あっという間に稲刈りを終えました。

今年は、園でハゼかけをしました。約2週間、天日と自然風によって乾燥させます。脱穀ができる時期がくるまで近くで見守りました。

稲刈りを終えて、記念写真をパチリ!!みんな頑張りました(^^)

「色が変わってきたねー」そろそろ脱穀の時期が近づいてきました(^o^)/

【10月2日 脱穀】

今年は、脱穀も手作業で行ないました。

足踏み脱穀機は電気を使わずに、足で踏んで動かします。いくつもの歯のついた丸い筒があり、踏み板を足で踏むと、その丸い筒が回転します。表面の歯に稲穂がふれることで、もみを取り外すことができます。調べてみると、大正時代に全国各地で使われていたようです。

一人ずつ脱穀のお手伝いをしました。

今年は田植え、稲刈りだけでなく、脱穀も手作業で行ない、昔ながらの方法で『米作り』をしました。脱穀の後に、もみに混じったワラくずを手作業で除くなど手間暇がかかりますが、その分、昔の人々の生活を身近に感じ、米ができるまでの過程や、つくることの大変さ、達成感、食への関心・ありがたさ、いろいろなことを学ぶ貴重な経験になりました。

11月は、新米パーティーを計画しています\(^o^)/

園庭にかまどを設置し、収穫したお米でご飯を炊きます。炊き上がったご飯は、みんなでおにぎりにしていただこうと思っています。子どもたちも楽しみにしている様子です(≧▽≦)